初めて来院される方へ|片平歯科医院|虎ノ門の歯医者。神谷町駅から徒歩2分。

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-皆さんに知って頂きたい「当院の考え」-

ここまではっきり記載する歯科医院は少ないと思います。
そのため、患者さんによっては驚かれるかもしれません。

しかし、すべては「患者さんの歯を守る」一心から生まれた方針です。

本当に歯を大切にしたいと思っている方と共に歩んでいきたいと思っています。

  • 初診時は、検査・診断・治療計画を立案した上で歯周基本治療から行い、応急処置以外の治療はすぐには行いません。
  • 誠に申し訳ございませんが、その場限りの治療を希望される方や、すぐに治してほしいという方はご満足頂けないと思います。
  • 治療終了後、定期メンテナンスに通うことができない方は診ることはできません。
  • よって、ご自身でお口のケアをしっかり学ぼうとされない方も当院では診ることはできません。

この考えが生まれた経緯をお伝えします

超高齢社会の中で、口腔機能が正常に維持されていることが全身の健康状態に大きくかかわっていることは明らかになってきています。

これまで健康な口腔内環境の維持のため、虫歯・歯周病を繰り返さない環境をつくりたい患者さんに豊かな人生を送って頂きたいと思いこれまで20年近く取り組んできました。

しかし、当たり前のことですが、歯科医師として現役で診療できるのは健康に恵まれても、私の場合はあと15年前後であり、患者さんの人生にずっと寄り添うことは不可能です。

古くからの患者さんと共に歳を重ねていくうちに、そのことの重要性を再認識しました。
ならば、「どうして虫歯や歯周病になるのか。そして治癒したら維持するにはどのようにすればよいのかを伝えていきたい」と。

院長

私が今から患者さんのために出来ることは何だろうかと考え、その想いを綴る必要があると思ったのが、この新しいホームページを作るきっかけです。

歯科医師として19年が経ち、10年間以上メンテナンスで通院されている患者さんをみていると、多くの患者さんは、当時の治療が功を奏し、症状が悪化することなく過ぎていくのですが、少ないながら、当時完璧だと思って行った治療が徐々に崩壊していくのをみてきました。

こうならないために、もっと早くできることはなかったのだろうかと感じずにはいられません。

何年も定期検診・メンテナンスで通院している患者さんの多くは、当院を信頼して頂いていたはずです。

信頼してくださった患者さんのことを思うと本当に申し訳なく思うのと同時に歯科医師として非常にショックでした。

検査や治療計画をおろそかにしていたわけではないのですが、結果としてリスク診断を十分に行うことなく目の前の治療にだけを見ていたのかもしれません。
そして、「患者さんの行って欲しい治療」、「若かった当時の私が行いたかった治療」が先行していたかもしれません。

診断

治療は終了したら終わりではありませんので、しっかりと定期的に歯周病と虫歯の検査を行っていれば、もっと予後の不良症例を減らせたかもしれません。ずっとそう思って治療を行っていたのですが、結果が伴っていなかったのです。

再度、勉強しなくてはと思いました。
いろいろな文献を読み、諸先輩に相談もしました。

辿り着いた結果は、やはり既にわかりきっていたとおりでした。

歯をしっかり磨けていない患者さんに、虫歯治療を行っても再発するに決まっています。再発するたびに穴は大きくなり根の治療を行い再発を繰り返し、やがて抜歯となるのです。
歯をしっかり磨けていない患者さんに、見えるところだけの歯石を取ってもまた歯石はつきます。どんどん歯周病は進み、歯周組織は破壊され、抜歯となるのです。

つまり、患者さんの協力がなければ、たとえどのような治療を行おうとも、最終的には再発してしまいます。当然のことです。

歯科医師は皆、このことを理解しているのですが、すべての患者さんに周知徹底させることはできていません。

これではいけません。

また、問題が再発してしまうことは、患者さんだけに責任があるわけではありません。
歯科医師にも責任があります。
それは、「検査→診断→治療計画立案→基本治療→メンテナンス」という基本ステップを徹底することです。

こと、歯科ではなく「医科」ですと、この流れは医師・患者さん共に当然の流れと認識しています。しかし、「歯科」になるとこれは軽んじられ、徹底している医院は多くありません。

院長

例えば、あなたが急激な腹痛に襲われ病院に行ったとします。
医師からすぐに「手術します」と言われたらどう思いますか?

何かが抜けていますよね。
そうです、まずは治療に入る前の「検査」と「診断」です。

検査・診断結果から原因を探り、どのように対応すべきかが初めて明確になります。
場合によっては手術になることもあるかもしれませんが、薬で対応できたり、精神的な問題の解決で済むかもしれません。

歯科治療であれば、「悪くなった歯を削りますね」と言われても強い違和感を持たれる方は少ないのではないでしょうか。

すぐに削ったり、抜いたりするのではなく、まずは「なぜ虫歯になってしまったのか?そして今後虫歯にならないためにはどのような処置をすべきなのか?」を考えなければなりません。
このステップが抜けてしまうと、本当の原因がわからずに治療してしまうので、再治療になってしまう可能性が高まります。

歯は一度削ってしまうと回復はしません。
そして、歯は削れば削るほど弱くなっていきます。

歯を守るためには、治療をする前に「検査・診断」が必要不可欠であり、それを行わない治療は「医療」とは呼べません。

診断

このように、大切な歯を守るためには、「歯科医院側の責任」と「患者さん側の責任」の両輪がなくてはなりません。この両輪を当院では徹底的に行います。

私は来年で歯科医師として卒業20年目に入ります。
自分の残りの人生を「本当に歯を守りたい・大切にしたい」と願う方に捧げる覚悟です。
そして、歯科保存の専門医として「歯を残す」ことに全力をつくすためにも、ここで治療方針を明確にさせて頂きます。

  • ご自身でお口のケアをしっかりできない方は当院では診ることはできません。
    最初はケアを十分に出来ない方でも、「歯を大切にしたい」という気持ちがあれば、ご自身でしっかりケアができるようになるまで徹底的にサポートします。
  • 初診時は、検査・診断・治療計画を立案した上で歯周基本治療を行います。
    このステップを踏む前に、根の治療や、虫歯の治療を優先させることはできません。歯周病と虫歯のリスク診査と原因を排除してから治療を行います。そうしなければ対症療法となり、根本から問題を改善することはできません。
  • 痛みの応急対応はしますが、その場限りの治療は行いません。
  • 治療終了後、メンテナンスに通うことができない方は診ることはできません。
  • 保険診療が基本であることには変わりはありませんが、良いと思われる自由診療は積極的にご案内します。

初診の方の治療の流れをご紹介します

虫歯・歯周病のない口腔環境をつくりたい。

集合写真

歯を喪失するこれらの二大疾患はもはや予防できると考えて良いと思っています。

「治療は何から行うのか」を考えたとき、歯周病と虫歯の治療どちらも大切ですが、どちらかと言えば先に「歯周病の治療」を軸に考えるのがよいと思っています。

なぜなら安定した歯周組織とは、口腔内の細菌が量的・質的にもコントロールされている口腔内であり、それは安定した咬合(噛み合わせ)と、虫歯のない(虫歯の穴や不適合な冠のない)環境に加え、コントロールされたセルフケアがあって初めて達成されるからです。

歯周病の治療とは検査→治療→検査という、動的治療があり、いわゆる「治療」と皆さんが考えているものです。これは正しい診断のもとやり直しのないようなクオリティーの高い修復を行うことが肝要です。歯垢(プラーク)のつきにくいようにするために不適合な修復物は治し、虫歯の穴は修復し、欠損(歯の無いところ)は義歯やインプラントなどで補い、必要なら咬合のために、時には矯正治療も行うこともあります。このような歯周病の動的治療の大枠の中に歯周基本治療である、虫歯、根管治療(根の治療)、修復治療(被せ物や詰め物)も含まれるのです。

当院では、治療である「動的治療」、治療終了後に悪化しないための「メンテナンス」の2本立てで進めていきます。

動的治療とは
原因究明せずその場限りの治療では再発してしまうことは皆さんも経験されているのではないのでしょうか。どうしたら再発しないか。そこからスタートします。
しっかりと診査を行い歯周基本治療(歯周病治療・虫歯治療・根管治療)後、再評価という流れです。同時に虫歯リスク検査(唾液検査)も実施します。
応急処置以外はどの患者さんであってもこのステップを踏んで頂きます。
メンテナンスとは
上記の動的治療により治癒した歯周組織を長時間維持するための健康管理です。歯周組織に炎症や咬合性外傷を誘発させないことや、歯周組織が安定した状態を維持できる口腔内環境を整備することも行います。
プラークコントロールが不十分だと再発しやすいので定期的に行うことが必要になります。
  • 初診
  • 歯周組織検査

    歯周病の進行程度を把握するためにポケット測定(歯と歯肉の溝の深さ・出血)や歯の動揺度(歯を支える骨の状態)を調べます。

  • 診断・治療計画

    検査に基づき診断を行い、今後の治療計画を策定します。

  • 歯周基本治療

    プラークコントロール、スケーリングルートプレーニング、咬合調整等の処置を行います。

  • 再評価

    これまでの治療を再評価し、今後の方向性を策定します。

ここまでが基本的な流れになります。
これ以後は、「歯肉炎・軽度歯周炎の方」と「軽度~中等度歯周炎の方」に別れます。

歯肉炎・軽度歯周炎の方

再評価後は「治癒」→「メンテナンス」に移行し、それ以後は「再評価」→「治癒」→「メンテナンス」を繰り返し、健康な状態を維持していきます。

軽度~中等度歯周炎の方

再評価後は「口腔機能回復治療(咬合治療・修復補綴治療)」→「再評価」を行い、「治癒」された方は「メンテナンス」に移行し、その後は「再評価」→「治癒」→「メンテナンス」を繰り返し健康な状態を維持させます。また、「治癒」ではなく「症状安定」の場合は「SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)」を行い、それ以後は「再評価」→「症状安定」→「SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)」を繰り返し健康な状態を維持させます。

※SPTとは、病状の安定を維持するための歯科医療従事者によるプラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、咬合調整などの治療を主体とした定期的な治療を指します。

お問い合わせ

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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