昔と異なり、
今では、患者さんのニーズに合わせた
様々な入れ歯があります。
また、インプラントと比べると、
外科的なリスクがなく、かつ、
治療期間も短くて済みます。
当院では、歯を失った場合、
インプラントを第一選択には
していません。
しっかり、検査診断を行い、
そして、患者さんのご希望を伺い、
複数の選択肢をご提示しています。
片平歯科医院の入れ歯が、患者さんに支持される3つの「理由」
今までしっかり噛むことができなかった入れ歯に私達の手が加わる事で、「噛みやすい入れ歯」に生まれ変わる。そして患者さんの生活が豊かになる。
特に高齢者は「食事」に大きな楽しみを持っていますので、その楽しみのレベルを上げる「入れ歯」製作は非常にやりがいを感じます。
さて、当院の入れ歯が患者さんから評価される理由を、患者さんから頂いた声を参考にご紹介いたします。
選ばれる理由1 「多種類」の入れ歯をご用意
「見た目が気になる」「痛いのが我慢できない」「外れてしまう」・・・・・など、患者さんによって入れ歯の悩みは様々です。
その悩みを患者さんが満足されるレベルで解消させるために当院では様々な入れ歯をご用意しております。
見た目が気になる方向けの「審美」入れ歯~金属のバネがありません
金属のバネが見えるのが嫌な方、もっとぴったりと密着した入れ歯を望まれる方、よく入れ歯が壊れて困っている方等にお勧めしているのが右記の金属のバネがない入れ歯(義歯)のノンクラスプデンチャーです。
金属バネ部分を、歯茎に近い色の樹脂で作ることで目立ちにくくしています。
当院では「バルプラスト」と「スマイルデンチャー」というノンクラスプデンチャーをご提案しています。
まるで「自分の歯」のように
しっかり噛みやすい入れ歯
従来までは健康な歯に入れ歯をひっかけるのが主流でした。そのような方法ですと「見た目」が悪いばかりか、入れ歯をひっかけた歯が最終的にはダメになってしまっていました。
しかし、入れ歯は進化しています。
見た目も機能性も追求したい方には、磁石を利用した「磁性アタッチメント義歯」、インプラント技術を入れ歯に応用した「インプラントオーバーデンチャー」をお勧めいたします。
これらの入れ歯は、そもそも金属のバネという概念自体が存在しませんので、見た目も良く、バネではない方式でしっかり入れ歯を固定しますので「噛めない」「外れてしまう」ということもありません。それぞれの入れ歯についてご紹介いたします。
磁性アタッチメント
磁石の力を利用して入れ歯を固定させます。
- 特徴1.入れ歯を装着していることに気づかれにくいです。
- 金属のバネを使いませんので、入れ歯を入れていることに気づかれにくいです。
- 特徴2.着脱が簡単
- 磁石で固定させているので、簡単に取り外しができます。
- 特徴3.しっかりと固定されます
- 強力な磁石を使っているので、動かず、外れません。
また、磁力は永続的に機能しますので、取り換えなどの必要はありません。
- 特徴4.お手入れが簡単
- シンプルな構造なので、お手入れは普通の入れ歯と変わりません。
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーとは、2~4本のインプラントを埋入し、現在使用している入れ歯をしっかり安定させる治療法です。患者さんが自由に取り外しできるためメンテナンスが非常に簡易で、大きな外科手術を必要としないため全身的な負担も少ない治療法です。
「歴史」と「安定性」がある入れ歯
チタン・コバルトクロム・ゴールドを使った3種類の入れ歯(金属床)があります。
これらは「薄い」「軽い」「壊れにくい」「飲食物の温かみ・冷たさを感じやすい」という特徴を持ちます。それぞれ具体的にご紹介します。
1.軽い材料で作る
保険の材料で作る入れ歯は重いため、噛むという動作に負担を与えます。
一方、金属床義歯で使用する材料には、保険の材料の約1/4の重さのものを使用します。
2.薄い材料で作る
口の中は、髪の毛が1本入るだけで不快感があるほど敏感です。このため、金属床義歯で使用する材料の場合、保険のものに比べ約1/6の厚さの薄い材料を使用します。
3.食べ物の温もりを感じやすい材料で作る
保険の入れ歯を入れると、温かい・冷たいといった食べ物の温もりが感じにくくなります。
食べ物の温もりは味覚に大きな影響を与えます。このため、金属床義歯では温もりを感じやすい材料(専門的に表現すると、熱伝導率の高いもの)を使用します。
温度が伝わりやすい
食べ物の温度を瞬時に伝えやすくなります。
4.他の健康な歯に過度な負担を掛けない
保険の入れ歯は「たわみ」がありますので、咀嚼することで入れ歯がたわみ、入れ歯をひっかけている歯に過度な力が加わり、その歯を痛めます。しかし、金属床義歯は「たわみ」がほとんどありませんので、バネをひっかけている歯にも優しいです。
残存歯に優しい
部分入れ歯でも残っている天然歯に
あまり負担を掛けません。
5.自分の顎の高さにあったミクロン単位での調整を行う
合う入れ歯を作るために重要なのは、手間をかけた調整です。
金属床義歯の場合には、ミクロン単位に及ぶ緻密な調整を行うことで、自分に適した入れ歯を作ることが可能です。
選ばれる理由2 一つひとつの工程を省略することなく、基本に忠実
入れ歯をされている方から「痛い」「噛めない」「外れる」という相談をよく受けます。
このお悩みは「一つひとつの工程を省略することなく基本に忠実に入れ歯を作る」ことで解消されます。特に、入れ歯製作の初期工程である「型取り」の作業が非常に重要となりますので、当院で行っている取り組みをご紹介させて頂きます。
精密な型取り
「型取り」とはその名の通り、お口の型を採ることです。それをもとに入れ歯を作っていきますので、ここで精密な型取りが出来なければ、患者さんのお口に合う入れ歯はできません。
そこで当院では、精密な型取りを行うため、次のような工程を踏んでおります。
- 個人トレー
- 患者さんのお口の形は様々ですので、規格の定められたトレーでは精密な印象は採れません。そのため患者さんオリジナルのトレーを作成し精密な型を採っていきます。
- 筋圧形成
- お口の中の動きに合わせた入れ歯にするため、口腔内周辺の筋肉の動きを精密に記録し、型(個人トレー)に反映させます。お口の動きを想定し、より患者さんに合った入れ歯になります。
- ティシュコンディショニング
食事をする場合、お話をする場合、運動する場合、何もしていない場合などお口の状態、動きはそれぞれで異なります。どんな時でも快適に入れ歯を使用して頂くためには、歯科医院で何もしていない状態の型取りだけでは足りません。
残念なことですが、一般的な入れ歯治療ではこの変化を無いものとして治療を進めていきます。そのため、お口の変化を無視した入れ歯が出来上がりますので、当然お口に合う事もありません。
このような問題を解決するために当院では、ティシュコンディショニングという工程を実施しています。
簡単にご説明すると、現在使われている入れ歯にティシュコンディショナーという素材を装着させ、一定期間その入れ歯を使用して頂きます。そうすることで日々の生活におけるお口の動き、舌の動き、噛み癖などがティシュコンディショナーに反映されます。そこで得られた情報をもとに入れ歯を作成することになりますので、様々なシーンで快適に利用できる入れ歯ができあがります。「良い入れ歯」を作る上で、非常に重要な工程の一つです。
選ばれる理由3 入れ歯作りのプロフェッショナル-歯科技工士
入れ歯は、詰め物や被せ物と同じく、歯科医師と歯科技工士が連携して作製しています。詰め物や被せ物に比べ、お口の中に占める割合が大きい入れ歯は、歯科医療の中でも特に技術的難易度の高い治療です。歯科医師の技量だけではなく、歯科技工士においても、非常に高い知識、技術、そして経験が求められます。両者の技術が融合して、初めて「良い入れ歯」が完成します。
当院では「(株)代々木デンタルクラフト」という歯科技工所と連携し入れ歯を作っています。
入れ歯業界で定評があり、非常に緻密で計算された入れ歯作りを得意とされています。