🏥 歯周病予防にカレーが効く!?クルクミンの驚きの効果とは

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🏥 歯周病予防にカレーが効く!?クルクミンの驚きの効果とは

2025年05月20日

🍛 今日はスタッフ数人で、東京都港区虎ノ門の片平歯科医院の裏にある「サイノ」さんでランチにカレーをいただいてきました。

大人も子どもも大好きなカレー。私たちスタッフの中にもカレー好きが多く、よく通っています。
サイノさんは神谷町駅からも虎ノ門ヒルズ駅からも近く本格的なインド・ネパール料理を手頃な価格で楽しめるので、とってもおすすめですよ!
「治療の後にぜひどうぞ」と言いたいところですが、麻酔が切れるまでは飲食を控えてくださいね


🔍 カレーの色素、その正体は?

カレーのあの鮮やかな黄色の色素、何かご存知ですか?
その正体は 「クルクミン」 という成分です。
なんだか可愛らしい名前ですが、実は驚くべき健康効果が隠されているんです。
その一つが、なんと歯周病の予防


🦷 歯周病とは?

歯周病は、歯肉(はぐき)や歯を支える骨に炎症が起きる病気です。
原因は、歯と歯茎の間に溜まるプラーク(歯垢)に含まれる細菌。
最初は歯茎が赤く腫れたり、出血したり
しますが、痛みが少ないため気づかないことも多いんです。

放置してしまうと、歯を支える骨にまで炎症が広がり、最終的には歯が抜けてしまうことも…。
だからこそ、早めの予防と治療がとても大事なんです。

ちなみに日本で歯を失う原因の第1位は「歯周病」です。
実は、残っている歯が多いほど長生き
できると言われていて、さらに介護状態にもなりにくいというデータがあります。
つまり、歯周病予防は歯の健康だけではなく、体全体の健康にもつながるとても大切なことなんです。


🦷 歯周病の原因は歯と歯ぐきの境目に!

歯周病になる原因の多くは、歯と歯ぐきの境目がきれいに掃除できていないこと。
ここにプラーク(歯垢)が溜まり、細菌が増えることで炎症が発生します。
しっかりとケアをしないと、進行して歯を支える骨
までダメージを受け、最悪の場合は歯が抜けてしまうことも…。


😈 歯周病菌の「極悪3兄弟」

歯周病を引き起こす主な原因菌の中でも、特に悪名高い極悪3兄弟がいます。

🦠 菌の名前 🔎 特徴
P.g.菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス) 最も強い病原性を持ち、歯周組織を破壊します。歯周ポケットの奥で悪さをするトップクラスの菌です。
T.f.菌(タネレラ・フォーサイシア) 歯茎の炎症を助長する厄介な存在。
T.d.菌(トレポネーマ・デンティコーラ) 歯を支える骨を少しずつ溶かしてしまいます。

この3つの菌が歯周病の進行を加速させ、歯茎や骨にダメージを与えてしまうんです。


🌿 P.g.菌の天敵、それがクルクミン!

ここで登場するのがカレーの色素クルクミン
これはウコン(ターメリック)に含まれる成分で、以下のような強力な作用があります。

🌟 クルクミンの効果 📝
抗炎症作用 歯茎の炎症を抑える
抗菌作用 歯周病菌の増殖を防ぐ
抗腫瘍作用 ガン細胞の成長を抑える
抗酸化作用 体の老化を防ぎ、健康を維持する

クルクミンがP.g.菌に触れると、菌の増殖が抑えられ、バイオフィルムの形成も止めてしまいます。
さらに、菌が細胞に侵入するのも防ぐという驚きの効果があるんです。


🦷 食後のケアも忘れずに!

ただし、カレーは色素が強いため、食べた後にそのままにしておくと、
歯の着色につながることもあります。

美味しいカレーを楽しんだ後は、しっかりと歯磨きをして、
着色や汚れを防ぎましょう!
治療後の健康な歯を長く守るためにも、食後のケアはとても大事です。


🛍️ クルクミン配合のオーラルケア商品も!

実は、最近では大阪大学が開発したクルクミンを配合したオーラルケア商品も市販されています。

さらに、歯科専用のクルクミン配合のペーストもあるんですよ。

普段のケアに取り入れることで、より高い効果が期待できます✨


カレーで美味しく健康に!

「カレーを食べて歯周病予防」。
なんだか夢のようですが、実は科学的な根拠もあるんです。
美味しく食べて、健康も守れるなんて、まさに一石二鳥ですね!

普段の食事にクルクミンを意識的に取り入れ、
さらにオーラルケア商品でしっかりと予防を続けていきましょう😊

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