🍦 アイスクリームと歯周病???
2025年06月7日
🍦 アイスクリームと歯周病の関係とは?
〜甘いものを楽しむために知っておきたい口腔ケア〜
最近、暑さが増してきて、いよいよ夏が近づいてきましたね。
そんな中、当院近くにある神谷町の人気アイスクリーム店「ソーワ(早和 SOWA)」さんに、スタッフみんなでひと休みしてきました🍨
ソーワさんは1955年創業の老舗で、都内の有名レストランにもホームメイドアイスを卸している本格派!
この日は日替わりの「抹茶」があり、私は抹茶&バニラのミックスソフトを選びました。本当においしくて、ついつい完食してしまいました😋
私たち片平歯科医院も、ソーワさんのように、神谷町地域の皆さまに長く愛される存在を目指して、日々の診療に励んでまいります🦷✨
🍨 アイスクリームと歯周病、どんな関係があるの?
「アイスクリームで歯周病になる?」
アイスクリームそのものが歯周病の直接原因になるわけではありません。
しかし、アイスクリームを含む甘いものの摂取が、歯周病のリスクを高める原因になることは、しっかり知っておくべきポイントです。
🍭 甘いものが歯ぐきに与える3つの影響
① 高糖分によるプラーク(歯垢)の増加
アイスクリームなどのスイーツに含まれる糖分は、口内の細菌のエサになります。
その結果、プラークが増加しやすくなり、歯ぐきに炎症が起きて歯周病へと進行しやすくなります。
② 知覚過敏を悪化させる冷たい刺激
歯周病が進むと歯ぐきが下がり、象牙質が露出して知覚過敏を起こしやすくなります。
そこに冷たいアイスが触れることで「キーン」としみる症状が悪化することも。
③ 間食の習慣が口内環境を悪化
アイスを少しずつ何度も食べる「だらだら食べ」が習慣化すると、口内が酸性状態になり、再石灰化が妨げられて歯周病やむし歯の進行が加速します。
🦷 歯周病はお口の中だけの問題ではありません
歯周病は単なる「歯ぐきの病気」と思われがちですが、全身の健康にも大きな影響を与えます。
最近の研究では、歯周病と以下のような疾患の関連が指摘されています:
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糖尿病の悪化
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心臓病・動脈硬化
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誤嚥性肺炎
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妊娠中の早産・低体重児出産
歯周病の予防は、健康寿命を延ばすためにも欠かせないのです。
✅ 歯周病予防のために意識したい3つの習慣
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甘いものの後はうがいや歯みがきを忘れずに!
アイスやお菓子を食べたら、なるべく早くお口の中をリセットしましょう。 -
「だらだら食べ」を避け、時間と回数を意識
食べる回数やタイミングを決めることで、歯への負担を減らせます。 -
定期的な歯科検診で早期発見・早期治療
歯周病は自覚症状が少ない「サイレントディジーズ(静かな病気)」。検診がとても重要です。
🍦 アイスクリームは我慢しなくても大丈夫!
大好きなアイスクリームを「歯周病が心配だから」と我慢しすぎる必要はありません。
大切なのは“食べた後のケア”と“食べ方の工夫です。
甘いものを楽しみながらも、お口の健康を守っていきましょう😊
この夏も、美味しく・健康に過ごせますように!
📍神谷町 徒歩二分にある片平歯科医院では、歯周病予防のご相談・クリーニングも随時受け付けております。
気になる症状がある方は、お気軽に公式LINEからご連絡くださいね📱